思うこと

長年使ってきたカメラに別れを告げる

最近、身の回りにある使っていないものを処分しています。断捨離というやつですね。その中の一つでカメラを処分しました。

私はカメラが趣味で、旅行する際はカメラを持参していました。旅行の目的が写真を撮りに行くといっても過言ではないような時期もあったくらいです。旅先で夢中でシャッターをきる、楽しかったですね。

私が愛用していたカメラはキヤノンの5D mark3で、2012年の3月ごろに発売されたものです。購入したのは2013年ごろでしょうか。5D mark3を購入する前は、キヤノンのKissを使っていました。このカメラは大学のときに友人から売ってもらったものです。友人がフルサイズのカメラに買い替えるということで、安く譲ってもらった記憶があります。友人曰く、物足りなくなったそうです。特にカメラに興味があったわけではなく、ちょっとやってみようかといった軽い気持ちで始めました。

そんな感じで始めたのですが、実際に写真を撮り始めてみて、すっかりはまってしまいました。風景写真をメインで撮っていたのですが、もっと綺麗な写真を撮りたい、自分自身が納得のいく写真が撮りたいと思うようになっていきます。そういった衝動に突き動かされながら、構図や露出など写真に関する本を買ったり、写真に関することを勉強し始めました。

次第にもっといいカメラが欲しい、次はフルサイズが欲しいな、と思うようになり、購入したのが5D mark3です。ボディを買った後も、欲しいレンズをいろいろと買いました。

旅行するときはカメラを持っていく。旅先ではカメラバックにレンズを何本か入れて持ち歩き写真を撮る。そういったことを続けていました。レンズを何本かカメラバックに入れるとけっこう重たくなるんですよね。肩が痛くなるし、歩き回ると本当に疲れます。海外旅行に行く際は、カメラは預け荷物にはしなかったです。預け荷物にしてぞんざいに扱われるのが嫌だったのと、身近なところに持っておきたいといったのがあったのでしょう。

いろいろと思い出があるカメラですが、この度、手放すことにしました。理由は、最近旅行する機会がめっきり減り、カメラを使用することがなくなったからです。カメラ持って出歩くのはけっこう疲れるのと、旅先でのんびり過ごしたいと思うようになったのもあるかもしれません。使用しないのであれば、他に使ってくれる方のもとで使ってもらった方がいいと思いました。長年使ってきたので寂しさもありますが、使ってくれる主人のもとにいた方が、カメラにとっても本望かと思います。新たな持ち主のもとで輝いてくれたらいいなと。

カメラを売ったお金は、ひとまず資産運用に回そうかと思います。次にまた写真を撮りたい、と思えるような気持ちになったときに、購入する足がかりになればいいですね。